2021年12月26日、さいたま市南区の武蔵浦和コミュニティセンターで、AQL/全日本クイズリーグと武蔵浦和コミュニティセンター合同によるクイズイベント「武蔵浦和クイズフェスタ2021」が行われました。
本イベントは昨年行った「第8回武蔵浦和コミセンまつりミニ『家族で挑戦!早押しクイズin武蔵浦和』」の発展版ともいうべきイベントです。「多目的ホール」と「5部屋の会議室」を会場とし、昨年度も行った親子や小中学生を対象とした初心者向け企画『みんなで挑戦!早押しクイズin武蔵浦和(後援:さいたま市教育委員会)』と、AQL全国大会を決める公式戦『AQL埼玉トップリーグ(後援:埼玉県教育委員会)』を同時に開催させていただく、「埼玉のクイズ愛好団体による合同文化祭」ともいうべきイベントとなりました。
本イベントはAQL全日本クイズリーグ実行委員会がプロデュースし、武蔵浦和コミュニティセンターの職員様と、AQL埼玉リーグ加盟登録団体有志(中高生や大学生が中心となり作成、社会人がサポート)の尽力により開催に至りました。また、武蔵浦和で気軽に楽しめるイタリアン『むぎっこ』さんからは、優勝賞品(ピザ3枚×4企画分)や参加賞(ランチドリンク券)をご提供いただき、さらに舞台セットのデザイン・印刷でもご協力いただきました。
結果、計414名(クイズ初心者の市民の皆さま199名(うち応援62名)、AQL参加者205名、スタッフ見学10名)の方にご参加・ご協力・ご見学いただき、各校の顧問の先生方にも多数会場に足を運んでいただきました。ご理解・ご協力いただいた学校関係者の皆様には心から感謝申し上げます。
本イベントでは、さいたま市が進める「SDGs」への取り組みにも、「質の高い教育をみんなに」「住み続けられるまちづくりを」「パートナーシップで目標を達成しよう」という3つのアプローチで協力させていただきました。各企画の開始前に小中学生の皆さまに「SDGs」の説明をさせていただきましたが、企画中で(あえて復習的に)出題した早押しクイズで、
問読み「2030年までの達成を目指して/」
小学生「SDGs!」
と小学生のお子さんが鋭い押しで正解するなど、クイズを通じて小中学生が「SDGs」を知るきっかけにもなったのではないか、と考えております。
当日は新型コロナ感染症が感染が収まりつつある状況ではありましたが、コミュニティセンター職員の方協力のもと、入場前の検温徹底・マスク着用の励行・「密閉・密接・密集」の3密の回避・接触感染の防止のための消毒徹底など、感染症対策の中でイベントを開催することができました(現時点で、本イベントに起因するクラスターは報告されておりません)。感染症対策にご協力いただいた皆様に、心より感謝致します。
武蔵浦和コミュニティセンターは、AQLの前身となった「第1回コバトンカップ(2013年3月17日)」の開催地であり、「AQL発祥の地」ともいうべき場所です。8年の時を経て、地元住民の皆さまと共に歩むイベントができるようになったこと、大変嬉しく思います。今回が地域・自治体・教育機関と共にクイズを通じて地域を盛り上げていくイベントのモデルケースとなれば・・・と考えております。
AQL会長/AQL埼玉リーグ代表
市川尚志
【みんなで挑戦!早押しクイズin武蔵浦和結果】
第1企画:浦和高校クイズ研究会企画「誰でもクイズ選手権」
協力:浦和一女クイズ研究会
参加チーム数:15チーム
優勝:EYE
第2企画:大宮高校クイズ研究部企画「小中学生クイズ選手権」
協力:川越東クイズ研究会
参加チーム数:12チーム
優勝:チームTAKA
第3企画:埼大附中・城北埼玉企画「小学生クイズ選手権」
協力:栄東中高クイズ研究部
参加チーム数:14チーム
優勝:いとこ☆チーム
第4企画:埼玉大学クイズ研究会企画「親子クイズ選手権」
協力:玉Q、東京問答会バナナクラブ
参加チーム数:14チーム
優勝:にこにこチーム
各企画で優勝された皆様。優勝チームには、武蔵浦和コミュニティセンター館長さんから賞状が、各企画を主導した行った中高生・大学生からは特別賞品が、イタリアン「むぎっこ」からは「ピザ3枚無料券」が贈られました!
AQL埼玉トップリーグ決勝トーナメントの様子。司会は高橋太郎さん(「ソフロレリア」名義でのQuizKnockライターとしても有名)が務めました。大興奮の「競技クイズ」初観戦、楽しそうに勝負の様子を見守る親子もいらっしゃいました!エンティングでは、今回市民向けクイズにご協力いただいた中高生の皆様に、武蔵浦和コミュニティセンター館長より感謝状が贈られました。