(一部表現等を今後も修正する場合があります)
日時:2020/7/4(土)16:00-19:00(インターネットZoom上)
出席者:
【地域代表者】伊藤倫、奥山智朗、石原優吾、市川尚志、平山猛、越島傑、小鍋祐輔、輿友浩、岩井雅史、田中克実、野津英樹、鈴来直人
(以下、投票のみ参加)福西省平、北田吏
オブザーバー:春日誠治、能勢一幸、西駿太郎、近藤仁美
【議事1】新規加盟団体および新地域代表確認
【地域代表者交代の承認】
・水戸クイズサークル、IBUQI、筑波大学、しもつかれQ楽部、群馬県立前橋高校、土浦第一高校、茨城県立竹園高等学校、宇都宮女子高校、栃木県立宇都宮高等学校の支持を受ける形で、石原優吾がリーグの新代表となった。
・千葉大学クイズ研究会ミルフィーユ、Qurio、渋谷教育学園幕張中高クイズ研究同好会、千葉県立船橋高等学校クイズ研究会部の支持を受ける形で、平山猛がリーグの新代表となった。
・GATS、プロアンサーズ、シンサクール蒲田、クイズサークル「みなと」、クイズサークルOchazQ、クイズサークル「答」、海城中高クイズ研究同好会、駒場東邦クイズ研究会、高輪学園クイズ研究同好会、開成高等学校、早稲田中高クイズ研究部、渋谷教育学園渋谷クイズ研究部、本郷中高クイズ研究会、江戸川女子中学・高等学校クイズ愛好会、永田町クイズサークル(仮称)の支持を受ける形で、福西省平がリーグの新代表となった。
・ぶんぶんクイズ会、なんたまクラブ、東京工業大学クイズ研究会、横浜クイズサークル、横浜国立大学クイズ研究会、まいまい会、KQK、聖光学院中学校高等学校クイズ研究会、慶應義塾高校クイズ研究会の支持を受ける形で、輿友浩がリーグの新代表となった。
・名Q会、名古屋大学クイズ研究会、岐阜クイズ愛好会 Mino-Ten、QUAPS、ワンダーネット、愛知大学クイズ愛好会、名古屋市立大学クイズ研究会、名古屋工業大学クイズ研究会、どえりゃあもんくらぶ、東海中学・高校クイズ研究愛好会、高田中高クイズ研究会、愛知県立旭丘高校クイズ研究部、愛知県立瑞陵高校クイズ研究部、岐阜高校クイズ研究部、江南高校クイズ研究班の支持を受ける形で、田中克実がリーグの新代表となった。
・筑紫碩学奨励会、北Q会、Ricotta、熊本クイズ愛好会・大分クイズ愛好会連合、九州大学クイズ研究会、九工大クイズ研究サークル、熊本大学クイズ研究会、福岡大学クイズ研究会、鹿児島クイズ愛好会、大分豊府高校クイズ研究会、FSQC、ラ・サール学園クイズ研究会、熊本高校クイズ研究同好会、筑紫丘高校クイズ研究会、修猷館高校クイズ研究会の支持を受ける形で、鈴来直人がリーグの新代表となった。
以上、地域代表者等と共に、申請団体の活動実態等を確認。代表交代が会則に従ったものであるため、2020年度AQL執行部として新代表を承認した。
【留任となる地域代表者】
以下のメンバーは、2019年度に引き続き、地域代表者を務める。
北海道リーグ地域代表 伊藤 倫
東北リーグ地域代表 奥山智朗
埼玉リーグ地域代表 市川 尚志
東京西部リーグ地域代表 越島 傑
静岡リーグ地域代表 小鍋 祐輔
信州リーグ地域代表 岩井 雅史
関西リーグ地域代表 北田 吏
中四国リーグ地域代表 野津 英樹
以上の運営体制で確定とする。
全国14リーグ体制(仮・7月末まで追加募集予定)でAQL2020の運営を行っていく。
【議事2】AQL会則変更について
現在の会則を、リンク先のように変更することが提案された。
議論を実施し、下記変更を出席者全会一致で可決した。
- ジュニア正式登録団体は、一度学校の許可を得られれば、構成員の人数に関わらず継続するように変更(人数が一度減ってAQLに出られなくなっても、再度の許可は必要なしとする)
- 会計や会の健全性を担保するため、監事を新設。地域代表者の投票で選ぶ。
- 監事が会計の健全性を担保する形とした分、役員会から「会計」の役割を削除。必要な場合、副会長として会計職を指名する。
なお、後述のように「加盟費」の導入は見送る。
【議事3】AQL会長・監事の選出
下記立候補があった。
会長立候補者:市川尚志
監事:春日誠治(推薦、市川尚志、越島傑)
投票を実施し、地域代表者の全会一致で会長並びに監事を選出した。
【議事4】役員
新会長市川より、以下の役員体制を発表した。
副会長・広報担当 伊沢拓司 (全国共通のAQL広報)
副会長・IT担当 (調整中、後日設置する可能性があることを確認)
副会長・安全担当 西 駿太郎(安全規定の見直し等)
幹事長:伊藤 倫
以上の執行体制について確認した。
【議事5】新型コロナウィルス感染拡大に伴うAQL2019及びAQL2020開催計画変更について
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、AQL2019全国大会及びAQL2020について、以下のように変更することを確認した。
2019年度の「AQL2019全国大会」は、2021年3月に延期する。開催方式・詳細日程は「未定」とする。2020年12月を目途に、開催可否・開催方式・日程を発表する。
2020年度の「AQL2020地区予選・全国大会」は、「AQLオンライン2020」という名称で、オンライン開催をメインとする(感染が落ち着き開催できる地域は、地域判断でリアル開催で予選をしてもよい)
2019年度の全国大会は2020年8月15日に延期して開催予定であったが、参加チームのアンケートの結果等を踏まえ、翌年3月に延期とする。これは、2019年度全国大会行きを勝ち取る主力になったであろうジュニアの部の現高校3年生が受験を終え気兼ねなく参加できる点や、8月では大規模なオンライン開催を行うにしてもツール関連の準備が追い付かない点も考慮した。なお、会場・方式として、もともとAQL2020の決勝予定地となっていた「日経ホール(2021年3月27日に仮押さえ状態)」でのリアル開催を一つの候補とするが、現時点では会場・日程・開催方式(「リアル」か「オンライン」か、「ジュニアのみ」か「一般も含めて開催する」か)を含め保留とする。なお、これは最後の延期処置であり、2021年3月に開催できない場合、「完全に中止」とする。
2020年度のAQLについては、全ての予選・全国大会をリアル開催するのは現状相当難しい状況にある。以上を踏まえ、2020年度は「AQLオンライン2020」として、オンラインを中心に開催することにする。
AQLオンライン2020について、以下の基本方針を確認した。
- 「AQLオンライン2020」というタイトルで開催。ナンバリングには含めるが、オンライン大会でありやや番外編であるという扱いにする。
-
「AQLオンライン」でも、補強制度は継続する。ただし、上限人数は未定。
地域トップリーグ開催にあたっての下部リーグからの補強(=チャレンジリーグで敗退したメンバーを加え、トップリーグに出場する)も、「地域のクイズの発展」という趣旨に合致するならば、地域代表者判断で上限人数含めて自由に定めてよい。 - 全国枠は「一般32」「ジュニア32」とする予定。決め方は2020で予定していた代表枠の考え方を踏襲するが、「前年優勝枠」はなし。また、各種調整を踏まえ「9月上旬」までに詳細ルールと共に各地の全国枠を、AQL会長が定める。
- 地域リーグは、地域代表判断で、リアルでやっても、オンラインでやっても、やらなくてもよいものとする。
- 地域リーグは大会は、可能なら12月まで、遅くとも1月11日までに開催。開催できない地域リーグの全国枠は「全国一斉最終予選」に回る。
- 「AQLオンライン2020全国大会」は、1月中旬から2月にかけて開催。一般・ジュニア共に「「32→8」と絞る前半戦」と「「8→1」に絞る後半戦」に分ける。前半戦のルールは、3つほどの候補から選定中。後半戦はクイズLIVEチャンネルとコラボし、クイズLIVEチャンネル制作によるオンライン番組としての実施を予定している。一日で行わず、複数日程となる予定。いずれも、AQL会長が9月までに日程と共に大枠を決定・発表する。
- Q-pot等オンラインツールを用いて「総当たりリーグ戦」が運用できるかのテストを兼ね、「プレAQLオンライン・リーグ戦編」を、7月末から8月にかけて複数回実施する予定。なお、問題にはAQL2019で使用予定だった「全国ジュニアの問題」の中で、出題チームから許可がとれたものを使用予定。
- 今回「オンライン」導入については事前に周知できていなかったため、「オンラインなら開催できる」という「新地域リーグ」を7月末日まで追加募集する。なお、本年度総会の議決権はないものとする。
地域代表者からの追加意見:
・オンラインに慣れてないサークルへのノウハウ共有(案内ページ)をうまくできるとよい。
・ 「チャット解答」への配慮ルールもあるとよい。(例:予めチャット解答を宣言した人については、シンキングタイム8秒程度)
・オンラインで音声遅延があったとき等についてのルールもきちんと定めるべき(基本、参加者側の責任扱い)
【議事6】AQL安全対策マニュアル改定並びにAQL新型コロナ対策マニュアルの新設
5月から執行部で行った「新型コロナウィルス対策」に対するディスカッション結果を反映する形で、踏まえ、新型コロナ対策マニュアルを新設した。また、安全マニュアルを改定した。改定のポイントは以下。
- 感染症感染拡大時の中止基準の明確化(「公的機関から大会の実施や施設使用の自粛を求められた場合」「参加者の所属する教育機関の多く(3割以上が目安)で、臨時休業や校外活動の状況の場合」の2点)
- 現状の運営に即した文言の変更
- 感染症流行時に活用する「新型コロナ対策マニュアル」の創設
以上の改定について、執行部にて確認した。
また、新型コロナ対策マニュアルはpptの元ファイルもアップし、他大会でも使えるようにする。また、AQL各リーグ及びAQL安全基準準拠大会で、実情に合わせて改変可能とする。ただし、改変時は変更点を赤で記述し、 その大会の安全責任者の名前を明記し、再度資料をアップすることを必須とする。
【議事7】AQL2020開催方針についての審議
基本役員会案件であるが、以下について総会において議論が行われた。
(1)各リーグの運用について
一般・ジュニア共に、東京東部リーグの参加数が増えてることが今回も見込まれる。これを踏まえ、以下の対応を行うことになった。
東京西部リーグ・・・多摩地区に加え、多摩地区隣接の区(杉並区、世田谷区、練馬区)については、東京西部リーグ所属を基本とする。
具体的には都立昭和高校、東京都立豊多摩高等学校、國學院大學久我山、駒場東邦クイズ研究会、早稲田大学高等学院には東京西部リーグへの移動を打診する(ただし、学校行事等を理由にやむを得ず他リーグで出場することは認める)
プロアンサーズ・・・昨年千葉リーグで出場したが、今回も状況次第で千葉リーグ出場を打診する(福西、平山両地域代表承認済み)
いずれも目安であり、基本「1団体1リーグ所属」「一人1団体所属」であれば、事情があれば居住地・勤務地・学校所在地によらず、他のリーグにも所属できるという、AQLの原則を改めて確認した。
(2)全国進出枠について
『AQLオンライン2020』の全国進出枠数決定については、9月上旬のルール確定まで保留とする。基本は昨年決定済みのルールに基づき決定するが、全国大会前半戦のルールが決定していないこと、追加の地域リーグが増える可能性があることなどから、決定を遅らせる。
(3)開催時期や開催地について
開催時期や開催地の決定方法について、以下の指針を確認した。
- 地域代表は5月までに加盟・登録した団体に対し、できる限り日程調整を行う。
- 高校生の大型イベント、具体的には「新・一心精進に告知された高校生以下向け大会(対象地域が被らない場合を除く)」「高校生クイズ」「エコノミクス甲子園」「各地域の高校生同士の例会(関東ならばKQA例会等)」「中間期末テスト」等の日程とはバッティングしないように配慮する。ただし、非公開情報についてはやむを得ない。
「エコノミクス甲子園」の日程決定は例年であれば7月頃とのこと。「エコノミクス甲子園」日程発表前の11-1月頃会場を確保した際は、先方に連絡を入れる方針を続ける(それを考慮し日程決定してくれるかは、開催する各地方銀行の裁量とのこと)。
(4)地域リーグの形式について
各地域の大会方式は、以下の方針を継続することを確認した。
- 全国進出可否を決定する試合(代表決定戦)は、全国でもメイン形式となる「AQL公式ルール・10by10by10」である方が望ましい。
- ジュニアの部は、「(高校生の問題も含めた)問題持ち寄りのリーグ戦」だけで決着するより、第三者(社会人・他リーグ)作成の問題を用いた「最終決定戦」がある方が望ましい。リーグ戦において第三者(社会人・他リーグ)作成の問題を用いるのであれば、「リーグ戦のみで全国進出を決定」で問題ない。
- 一般の部は、「問題持ち寄りのリーグ戦」を基本とする従来方針で問題ない。ただし一般の部も含め、問題作成に難がある団体は、できる限り添削を受けてもらう方が良い。
(5)高校の連合チームの扱い
高校の連合チームの扱いについて、以下の方針を継続することを確認した。
- 「地域大会出場の資格があるか」・・・地域代表判断
- 「全国大会の資格があるか」・・・会長判断
つまり「全国」「地域代表」双方の承認が得られれば出場でき、全国大会にも出場できる。
なお、ジュニアの連合チーム判断の内規は以下とする。
- 客観的に見て、初心者同士が組むのであれば認める
- 全ての所属者が、各学校でクイズ研を作るのが明らかに困難な状況ならば認める
- どうしても同じ団体でチームを組めない2人以下を、活動を合流する形で受け入れるなら認める
- 各校の強豪が集まった、実力養成のためのネットインカレ等は基本不可とする
(「高専連合」などの場合も同様。もちろん、各高専で独立して出場できる場合、できる限り「独立」or「2校連合」での出場を推奨する。)
(6)高校生以下の「一般の部」へのダブル出場について
高校生以下の「一般の部」へのダブル出場について、以下の方針を継続することを確認した。
- 地域リーグ:地域の事情を踏まえ、地域代表者が認めた場合は可能
- 全国大会:個別の事情を踏まえ、会長が認めた場合は可能
なお、ダブル出場を認めるにあたって考慮する内規は、以下とする。
- 「ダブル出場」が、地域の発展につながると判断できるか
- 「人数不足」「運営が難しい」などの事情があるか
- 該当の一般団体の活動に、出場する高校生が普段から参加しているか
(7)全国共通ルールについて
問題作成、問読みについて、現状全国共通の問題出題ガイドの方針を維持することを確認した。
(8)各種学校向け文章、保護者向け文章等について
各種学校向け文書、保護者向け文書等について、一部事情に合わせて改定したことを確認した。
特に、保護者同意書は、政府の発表を踏まえ、フォームで保護者同意の意志を示すことを可能とした。また、「感染」に対する内容も追記した。
なお、大会10日前までにWebフォームから提出すると、事務担当者がエントリーリスト上の「保護者同意書」を「提出済み」に変更する作業を行う。同意書を紙で管理したくない地域代表者は、10日前までの同意書提出を参加者に呼びかけるようにすること。
(9)AQL中止時の費用負担について
AQL安全対策マニュアルの規定に従い全国大会が中止となりキャンセル料等が発生した場合、費用負担は「参加する一般加盟団体」が負うというルールを継続することを確認した。
これは、「AQLは加盟団体を主体として運用する」ものであり、その費用は加盟団体が負うべきであるとの判断から。
(10)第4回総会の内容
第4回総会の議決における日本経済新聞社とのパートナーシップについて、各参加団体から大きな反対がないことを確認した。
【新規審議案件】
(11)加盟費の導入見送りと、各団体への「全体への貢献」のお願い
「AQL全体のために必要な出費」を安定して確保するため、2020年度から加盟団体を対象に「加盟費」を徴収することを検討したが、今回は見送ることを確認した。見送った理由は以下2点である。
- 新型コロナ感染拡大に伴い、本年度は従来通りの運用が不可能であり、この状況で金銭面の負担をお願いするのが難しい。
- 独立採算となっている「地域リーグ会計」と「全国リーグ会計」の間でのお金のやり取りが多数発生し、ややこしくなる。
「加盟費」の導入を見送る分、「一般正式加盟」となる各団体(特に、社会人団体)には、「AQL全体への追加貢献」を、以下いずれかをお願いする方針を確認した(強制ではないが、「AQLを共に盛り上げる」という観点から、参加団体にはご協力をお願いしたい。最終的にどの貢献をしたか後程アンケート調査を行う可能性あり)。
- 地域代表を、団体のメンバーから出す
- 「全国共通ジュニア問題」や「全国大会ジュニア問題」を提出する
- 団体のメンバーから、参加に伴う義務(問題の出題など)以上となる運営を手伝うメンバーを出す(会場確保、共通問題の取りまとめなど)
- メンバーから1人以上、サポーターズクラブ(後述)に加入する
(12)サポーターズクラブの創設について
「AQL全体のために必要な出費」を安定して確保するため、「個人でAQLを応援したい」という方を対象とした「AQLサポーターズクラブ」の創設することを確認した。
- 年会費は、「一般4000円」「大学生3000円」「高校生以下一人2000円」を想定。
- 入会特典として、「(AQL2020シリーズの)全国大会も含めた全優先無料見学権(一親等以内の中学生未満2人まで無料帯同可能、ただしコロナウィルス等の対策で見学をお断りする期間は除く)」「サークルスクエアにアップされたAQL過去問の閲覧(『新・一心精進』と共同運用DBを使う許可は得ている)」「AQL大会動画の閲覧」などを予定。ただし、「見学」「動画閲覧」などはあくまで「確約できる特典ではない」ものとする。(基本、「会費は寄附」であることをご理解いただく)
- 「会員限定の初心者向けクイズ例会・大会・オンライン例会」や「会員限定パーティ」なども検討したい(該当イベントごとに、別途参加費をいただく場合あり)。またそういった場で、各地で使ったリーグ戦の使用問題での早押しクイズを楽しむ、といった取り組みも考える。
- 「加盟団体」に所属する方も入会可能とする。
8月1日をめどに、会員募集を開始する。
(13)サポーターズクラブ会員の見学と問題提供について
サポーターズクラブの特典の一つとして、「全国で行われるAQLでの見学無料」を掲げる。これに伴い、各地域リーグは、新型コロナ等の影響がない場合は、会員について可能な限り見学の受け入れをお願いする方針を確認した(会員DBに一斉メールで、シークレットの見学フォームをリンクするなど)。また、地域代表は「見学の受け入れ可否を、事前にサイト上で明示する」ものとする。
なお、サポーターズクラブ会員以外の見学受け入れを追加で行うか・追加見学者から見学費を取るかは、地域代表の裁量に任せる。
また各地で使った使用後の問題を、アップロード前にサポーターズクラブ会員限定のフリーバッティング(オフライン、オンライン両方を検討)などで使用させていただくことも確認した。
(14)電子書籍問題集の作成・販売について
使用問題の電子問題集での発行等を行っていく方針を確認した。特に初心者寄りの問題集発行を重視し、立ち上げたばかりのクイズ研にとって使いやすい問題集を世に広める。
- 対象は「全国大会」と「全国共通ジュニア問題」。(「地域リーグ」は対象外。地域の裁量で運用する規定のため。)。
- 今後は「問題集化」についての許可を明確にとった上で、問題を集める。(前回までは、『新・一心精進』への提供のみ許可を取っていた。)
- 問題集化を行う作業者には、適切なバイト料を出す。
- 紙の問題集とするか、電子書籍のみとするかは、手間等を踏まえ今後検討。現状は全国共同で初心者問題を作成・出題した「テッペン」の問題集のような頒布方法をイメージしている。
- 問題提出団体と、参加団体には無料配布予定。(例:全国大会ジュニアの部なら、問題提出団体とジュニアの部参加団体には配布(そのほかのチームは購入)。一般の部は参加チーム同士には配布、それ以外は購入。)
(15)全国共通のジュニア向け問題の作成有無・協力可否
昨年導入した「全国共通ジュニア問題」を、今年も募集する。
10月~1月の使用を想定し、9月末提出締め切り。10-20団体程度募集。提出可能なのは一般の部のみとし、難易度は抑え目にする。
応募多数の場合は、地域バランスや昨年度とのバランスなども踏まえ、会長の判断で依頼先を決定する。
なお、8月の募集は見送る。
また、以下の運用を確認した。
- 作成サークルは「地域リーグ参加費を2000円割引する」(割り引いた金額は基本地域リーグ負担)。
- 時事問題やご当地問題などは、各地域の判断で差し替えを可能とする。
- 各団体の新歓使用問題などの転用も可能。
- 使用問題は、電子書籍化して販売する。
(16)地域リーグの小道具・賞状作成支援について
地域代表の負担を軽減するため、これまで地域代表者が一手に引き受けていた地域リーグ(チャレンジリーグ含む全16リーグ程度)の小道具作成を、全国運営側で担当・支援する方針を確認した。
- 共通事務を全国側に依頼できる地域リーグの条件は、該当地域リーグから「サポーターズクラブ会費」「全国共通ジュニア問題提供など、全国運営への協力(1チーム2000円として計算)」を合計し、「社会人チーム数×2000円」以上の協力をしていることを目安とする。
- ここで指す小道具とは、「賞状」「マグネット式名札ケース」「名札」「チームカード」「部屋別カード」「団体受付シート(参加費表込み)」「保護者同意書受付シート」作成など。(企画書は地域により細かな点が変わるので、デフォルトは含めない)
- 参加費や割引料がわからないとシートを作れないので、地域代表者は地域リーグ公式サイトへ参加費と参加費が割引となる早押し機のレンタル依頼先や全国共通ジュニア問題の提出による割引等を、1か月前までに明記する。
- 名札の中身は原則大会8日前のデータで作成するため、地域代表者は「エントリー及びWeb経由の保護者同意書提出を、10日前締め切りにし、そのことを参加者に周知する。
- 賞状は基本「ジュニアの3位まで」をデフォルトで作成する。名前は基本AQL会長名義だが、地域代表名義にしたい場合事前に地域代表者が申し出る。
- 作成後、地域代表が指定する住所に郵送(もしくは事務員が現地へ行く)。郵送・運搬交通費費用の支援は、全国側で持つ。
- 地域代表が辞退する場合、地域に任せ全国側は支援しない。
これにともない、小道具作成の事務委託費用を増額する。これらは「サポーターズクラブ会費」「問題集売り上げ」を充てる。
(17)協賛企業獲得活動について
今後も安定運営と高校生以下の交通費確保のため、「協賛企業獲得」活動を推進する方針を確認した。もちろん、我々の活動を理解していただいたうえでご協賛いただける企業とパートナーを組むことが前提という方針に変更はなし。
(18)学校へご理解いただくための活動について
AQLとしては、各学校にご理解いただくための活動を強化する。
本年度は以下の活動を実施予定。
- 各学校にAQLの案内を郵送で送付、可能な限り「学校としてのAQL並びにAQL関連大会への参加許可」を得ていく(現時点で40校以上から正式許可を得られている)
- ポスター等を作成し、広報機能を拡大することも検討
- 以上にかかる予算は、「サポーターズクラブ会費」等から充てる。
(19)一般の部の「サークル内サークル」の別団体としての出場について
これまで「TQC東京」「TQC千葉」「TQC埼玉」など、所属人数が多い大学サークルについて、複数団体に分けたものとしての加盟・出場を認めてきた。「一般の部では”ゆるい団体”も多数認めてきているので、大学だけ厳しくとるのは矛盾する」という考え方を踏まえ、AQL共通ルールとしては引き続き「サークル内サークル」は認める方針を確認した。ただし、以下を条件とする予定。
- 各「サークル内サークル」としての、活動実態が何らかあること
- メンバーを、できれば「加盟時点」で、明確に分けること(あとからメンバー追加は一応可能とするが、出来る限り先にどちら所属か明確化して欲しい)
- 全団体がそれぞれAQLとしての義務を負う。
- 仮に同じリーグで戦うことになった場合、使用予定問題についてお互いやり取りを大会前に絶対に行わないものとする。
但し、地域リーグについて、各地域代表の判断でサークル内サークルを認めないことは可能とする(ちょうど9団体に合わせたい場合など)。また、全国に関係ない「オープン参加」の場合は、各地域の裁量で参加を認めて構わないものとする。
(21)その他
他、現状の地域リーグの運用について、以下の意見が集まった。
-
休校で先生の許可が取れない、皆で話し合いができない(同様多数)
→今年はこういった状況が増えることを踏まえ、特に本年度は臨機応変に対応することを確認。 -
学校案内を送ってほしい(同様多数)
→開催概要が確定し次第、送付する予定。 -
加盟料を2,000円徴収しなければならないほど予算的にキツイのであれば、支出予算をもう少し絞るべきではないか。例えば、高校への文書を郵送ではなくFAXにするとか(もちろんFAXより郵送の方が望ましいが、予算がそんなにないのであれば)。
→加盟費の今年度の導入は見送った。が、加盟費の最大の支出先は「各リーグ代表の運営を楽にするため、全国共通の事務作業費を用意する」というもの(予定は約20万)。その意味で、加盟費をなくした分、「各リーグでの運営への協力」「サポーターズクラブへの協力」などをぜひお願いしたい。なお、高校へ郵送費用は「サポーターズクラブの費用」を充てる予定。また様々なヒアリングの結果、学校への説得手段は「郵送」が最も適切と判断している。 -
開催時期については、みんなで作るリーグというコンセプトからして、地域代表から前年度参加したサークルには事前に「〇月〇日でどうでしょうか?」という連絡があってもよいのではないか。
→5月までに加盟登録した団体に対する日程調整の実施は、基本地域代表にお願いしてる。今年度は7月中に実施予定。
-
チャレンジリーグに出場して、そのチームがチャレンジリーグで敗退した場合に、個人としてトップリーグのチームでも出場できるという規定についてはチャレンジリーグのエントリーが終わる前(できるなら始まる前)までにはハッキリさせておいた方がいいと思います。また、分かるように案内やルール記載をした方がいいとおもいます。(今年の上記に関するレギュレーションはまだ未定であるという認識です)
→昨年同様であれば、「敗退した場合に限り、補強としては出場できる」ルールとなる。できる限り早くルールを明記したいところ(特に関西リーグ)。
-
昨年は事務連絡等がかなり滞っていました。責めるつもりは毛頭ありませんが、今年はそのようなことがないようにお願いいたします。いくらでも手伝うので。
→各リーグで滞ることが無いよう、工夫することを確認。
-
昨年度のAQL九州リーグで、最終決定戦には寮生の門限の関係上寮生が参加できず、圧倒的に不利(10人だったのが4人になりました)な状況となってしまい敗退しました。なので、できればジュニアリーグを午前中に移動させるか、そうでなくとも時間短縮をして予定通りの進行をしていただきたいです。
→時間切れを避けるような運営・タイムスケジュール設定を行っていくこと、特にジュニアの部については全参加校の寮生外出時間や移動時間等を考慮して適切に時間設定することを確認。 -
問題選定が甘すぎる気がします。サークルの色が出るのもいいとは思うのですが、ミスリードの激しい問題文などは改定・削除をしてほしいです。(例:「あるサッカー選手の名から/→ケンパトリック(注:原文ママ)」は、スカイプレーという答えへミスリードしてしまいます。)人員が足りないのであれば、他リーグの問題をサークル同士で校正するというのも良いと思います。
→各地域の問題作成への習熟度を踏まえ、適切な対応を行うことを確認。
(22)今後のスケジュール確認
現時点で相当なスケジュール遅れ状態となっている。総会後、各地域代表は以下について「7月中」に進める。
- 「リアル開催」「オンライン開催」「ひとまずリアル前提で用意しオンラインに切り替えることを示唆しながら行う」「開催しない」のいずれかを選択(参加団体に意見を募ってもよい)
- 加盟・登録団体で、開催日についてスケジュール調整を行う(可能な限り、総会後すぐにメールを送り(アドレスは速報サイトからcsvをダウンロードして得る)(スケジュール調整サイトの例(例1・例2)。SNSのアンケート機能などを使ってもよい)
また、以上の結果を踏まえ、以下を「8月上旬まで」に決定、実施。
- 開催日の確定、会場の確保
- 共通事務員への依頼を行うかを決定(共通事務員を依頼できる条件の目安:該当地域から「サポーターズクラブ会費」「全国共通ジュニア問題提供など、全国運営への協力(1チーム2000円として計算)」を合計し、「社会人チーム数×2000円」以上の協力があるか。)
- 新・一心精進で告知
- 開催地一覧表の更新、仮サイトの作成
【今後についての地域リーダーのコメントメモ】
伊藤倫 11/8にリアルで開催予定 共通事務は名札ケースのみ希望。
奥山智朗 リーグでどうするかを確認する予定。共通事務はリアルなら依頼方向。
石原優吾 学生が多い地域なので彼らと議論しながら。共通事務はリーグ内の相談次第。
市川尚志 11月3日(月・祝)ジュニア、12月5日(日)一般で開催予定、ただしリアル開催は状況次第。共通事務は使わない方向で。
平山猛 オンラインを考えている(Todoプロアンに確認メール)。共通事務はリアル開催ならば使いたい。
輿友浩 メンバーと相談しながら決めていく、オンラインが優勢。共通事務は依頼見込み。
小鍋祐輔 オンラインを考えているが、今後相談。共通事務は名札ケースのみ希望。
岩井雅史 11/3に長野市内でリアル開催予定。状況次第でオン来も。名札ケースはお願いする。
田中克実 個人的には東海リーグはリアルで開催したいが、今後の状況次第。共通事務は使わない方向で。
野津英樹 個人的にはリアルで開催したいが、メールで皆さんに意見を聞く予定。開催は11月くらいを目安。共通事務は名札ケースのみ希望。
鈴来直人 11/29で福岡県で開催予定だったが、今後意見を聞きオンライン化も考える。共通事務は使わない方向で。
【議事9】AQL活動指針についての再確認
「AQLは、全国各地に散らばる「クイズを積極的に「やりたい人」「作りたい人」の立場・実情を第一に考える。その上で、可能な範囲で教育機関など「社会」にも認めてもらえる取り組みを、皆と共に地道ながら、やれる範囲で一歩一歩進める」という方針を再度確認した。
最後、有志でQ-potのテストを実施。
・Q-potでの得点計算は大変やりやすい。
・音声はQ-potだけだと遅延が目立つ。遅延量自体はそれぞれ平等に見えるが、明らかにボタンが押されてから問題が読まれている。
・音声をZoomやDiscordにすれば安定する。
・現時点でAQLルールの運用は「Q-pot+Discord」が無難という結論。月末のテストもこれベースで行っていく予定。
【会長より】
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本年度は「オンライン化」を進めます。ネガティブな気分になることも多いですが、「オンラインだからこそ」のメリットも存在すると考えています。この機会を活かし、別のベクトルでよりクイズを盛り上がるきっかけになればと考えています。本年度も宜しくお願い致します。
以上
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