第9回AQL総会議事録

 

日時:2022/7/2(土)21:00-23:00(インターネットDiscord上)

出席者:

【役員】佐々木康彦、熊井もも、輿友浩(兼神奈川地域代表)、野田修平、春日誠治

【地域代表者】増茂弘規、奥山智朗、石上弘登、市川尚志、杉本光季、多ヶ谷有、輿友浩、田中克実、山田直樹、小泉直也

【オブザーバー】能勢一幸

 

【議事進行】佐々木康彦

【議事録作成】輿友浩 

 

【議事1】会計報告、監事報告

担当:市川、春日

 

・下記PDFファイルを参照。

ダウンロード
AQL_2021年度会計報告(活動計算書・貸借対照表)
AQL会計報告_2021年度.pdf
PDFファイル 185.4 KB
ダウンロード
AQL_2021年度会計詳細報告
AQL会計詳細報告_2021年度.pdf
PDFファイル 323.2 KB
ダウンロード
AQL_20212022年度移行期会計報告(活動計算書、貸借対照表)
AQL会計報告_2021_2022移行期.pdf
PDFファイル 205.6 KB

・前回の総会で決議したように、会計年度を来年度から7月開始、6月終了とする。これに伴い、今年度に限り「2021年度/2022年度移行期」の3か月の会計報告も同時に行う。

・2021年度会計について。収入193万9730円、支出192万8002円と、基本収益は出していない。

・年度末時点で黒字が見込まれた62万2000円を、全国大会におけるジュニアの交通費として支給した。

・収入については、協賛金収入が130万、問題集売り上げが約34万、サポーターズクラブ会費が約20万となっている。全てAQLへの善意の協力で集められたお金といってもよい。各位に感謝したい。 

・支出は前述のジュニア交通費62万が最も大きく、次いで日経ホールの設備使用料約50万。クイズLIVEチャンネルには夏・事前番組・春と3大会分の放送及び問題作成をご担当頂き25万をお支払いした。その他、年間を通じて事務を行っていただいた方には少ないながら謝礼をお支払いしている。

・2021/2022移行期会計については、実質期間中の問題集の売り上げと、いただいた寄附金が収入のメイン。2022年度扱いでいただいた会費は、2022年度会計への前受金として処理している。

・監事より監査報告。適正であることが報告された。

 

【議事2】会長、監事の役員報酬決定

担当:佐々木

・会則第10条5項に定める会長の役員報酬として、今年度は30万円を求める。

・ただしこの額面は、期末残金の半額を上限とし30万円以下の場合でもその額面とする。また、中高生へ支給した交通費合計額を超えて報酬は受け取らない。

・役員会(副会長、幹事長)の報酬は、別に設定するものとする。

・監事報酬については今年度監事の春日から辞退の申し入れがあり、これを了承した。よって今年度の監事報酬は0円とする。

・これらは総会の決議をもって決定した。

 

【議事3】会長に直接かかわる団体・個人への発注内容および発注額決定

担当:佐々木

・会則第10条7項に定める会長と直接的な利害関係のある個人及び団体に関わる予算執行として、以下の通り提案する。

「クイズLIVEチャンネル」番組制作費:20万円

・「夏のセンバツ」「全国大会」の生中継、全国大会前の事前特番を配信。

・年間の番組制作にかかる費用は、この範囲でまかなうものとする。超過した場合は大会長の役員報酬から補填する。

・また、全国大会の開催計画次第(後述の【議事5】)で、下記を加えるものとする。

「スリーアローズコミュニケーションズ」全国大会スタジオ利用料:20万円

・全国大会ベスト4以降をスタジオから生中継すると決定した場合、クイズLIVEチャンネルで従来使用しているものとは異なるスタジオとなり、スタジオ利用料が発生する。

スリアロβスタジオ

・これは施設利用料とし、佐々木が会長立候補時に表明した「番組制作費を含めた役員報酬を50万円求める」には含まれないものとする。

・今後の会場確保状況では、スリーアローズコミュニケーションズに依頼せず、他の会場を使用する場合がある。

・また「クイズLIVEチャンネル」「スリーアローズコミュニケーションズ」の2件とも、同額以下で同様のことを行う業者があればそちらへの変更を検討する。また、この判断については両団体に対して利害関係の無い副会長の意見を優先するものとする。

・これらは総会の決議をもって決定した。 

 

【議事4】役員選出とその確認

担当:佐々木

以下の通り。今後、追加や入れ替わりなどがあるものとする。

 

会長 :佐々木 康彦

副会長:輿 友浩

副会長:熊井 もも

幹事長:野田 修平

監事 :春日 誠治 

 

【議事5】AQL2022全国大会の開催計画並びに全国枠数

担当:佐々木

・現時点で以下の開催計画とするが、今後の会場確保次第で変更の可能性はある。

・全国大会は2023年3月18日(土)、東京・大塚の「スリアロβスタジオ」にて各部ベスト4から生中継。

・全国大会のリーグ戦は同日、大塚までの現実的な交通手段がある施設で実施。ベスト4進出チームが大塚へ移動する。

・全国大会の枠組みについて、前年の一次リーグ実施について運営の立候補者を募ったが応募がなかったため廃止とし、

 前年の二次リーグ以降(日経ホールで実施したぶん)を全国大会とする。

・全国大会の出場枠は、一般:18チーム、ジュニア:20チームとする。

・地域リーグへの枠の振り分け方法は下記を参照。

https://www.quizaql.com/waku2022/

・前年度優勝チームを輩出した地域は1枠追加

・プレーオフからの進出枠が1つ。これは全国共通予選を制したチームと、3地域に割り当てられたプレーオフ枠に入ったチームでトーナメント戦を実施し、これを制したチームに与えられる。

 

これをもとにした各地域の全国進出枠・プレーオフ進出枠は以下の通り。(リンク先画像参照)

AQL2022ジュニアの部全国枠計算結果

AQL2022一般の部全国枠計算結果(修正前)

 

これによると一般・北関東が全国枠なし・プレーオフ1枠となるが、

昨年度の時点で「各リーグに全国二次枠を一枠を確定する」と告知をしており、今年度限り一般・北関東の全国1枠を認める。

 

なおこの場合、リーグ規模計算による優先順位を踏まえ一般・北関東のプレーオフ枠が消滅し、優勝枠を含め全国3枠あった一般・関西西が2枠+プレーオフ枠となる。

AQL2022一般の部全国枠計算結果(北関東特例適用後)

 

 

 

 

 

【議事6】フェアプレイ規定の詳細議論

担当:佐々木

6月18日から24日の間、「フェアプレイ規定」についてのディスカッションをディスコード内で行い、それを取りまとめたものを6月25日に下記の通り公表し、6月30日までパブコメを実施した。

AQLフェアプレイ規定

 

公表後、以下の意見が寄せられた。

(1)よりわかりやすい書き方としてほしい

(2)全サークルに規定について、周知してほしい

(3)変更点を示してほしい。

 

それぞれ以下のとおり対応する。

 

(1)フェアプレイ規定と細目を分け、規定側には最低限の文言のみを残した。

また、章立てを明確とした。

後述するパブコメでは、本案によって周知する。

(2)本総会後、全加盟団体にフェアプレイ規定に関するパブコメを改めて行う。

本総会後、8月末まで意見募集期間をとる。その後二週間程度修正期間を設けた後、総会を開き決定する。

なお、決定までの間を試験運用期間として、AQLの各種大会が開かれる場合には、その際に公表されている規定案に基づいて開催すると共に、可能であれば意見を収集する。

(3)変更点については、全体の構成を大幅に見直したため、一概に旧案との比較が困難である。

また、従前には規定されていなかった事項や暗黙に定まっていたことを明確化したもの等もあるため、変更点を示すことは困難である。
※AQL問題出題ガイド内「AQL問題作成正誤判定マニュアル」を原本、
6/25開示分を初版としてサイトで確認していただき、
総会後アップの分を第2版として加盟団体に送付する。

差分について第2版で章立ての変更を記すに留める。

また総会中に以下の提案があり、フェアプレイ規定にこれを盛り込む。
・出題団体メンバーで問題文の文章を組み上げることを、前提とする。コピーするなどして、他者の問題と同じ文の問題を出すことは禁止する。

 

【議事7】安全ディスカッション、安全マニュアルの改訂有無議論

担当:佐々木、西

6月20日から25日にかけてディスコード上で

「AQL安全ディスカッション」を「これからの新型コロナ対策」で実施した。

 

以下、寄せられた意見。

 

市川

「現状非現実的なルールは、きちんと見直したい」

・不必要なルールを残すと、結果守らなくていいやという空気が流れ、マニュアルが形骸化する。

・対戦相手チームとの距離1mの緩和、「黙食」「会話時はマスクを」の優先

→佐々木から

 ・マニュアル2-3.大会開催時の感染予防策(5)会場設営

  こちらについて下記の通りとしてはどうか。

 

   <解答席>

   ◎ 問読みや進行、対戦チーム、観戦者との距離を十分に確保する。

   ・極力1m以上、可能なら2m

 

増茂

「オンライン開催時の対策における体調維持への配慮について」

・2時間ごとに最低5分の休憩を、1時間30分(6試合)ごとに最低5分とする

(1試合15分単位、相互出題単位が3試合であることから)

「2-3.大会開催時の感染予防策 (9)帰着後 について」

・大会当日を0日として5日以内に~ の日数の根拠は?

→佐々木から

 ・濃厚接触の定義は2日となっている

 ・ただし施設によっては1週間としているケースもある

 ・「基本は2日、ただし自治体や施設による」とするのが望ましいか

 

杉本

「クイズ後の会食について」

・緩和しても良いのではないか

→佐々木から

 ・黙食と会話中のマスク、複数団体では懇親会をしないは掲げたうえで、各団体の懇親会については容認の姿勢をとっても良いのではないか。

 

越島

「参考資料について」

・それぞれが更新されている

→佐々木から

 いずれも更新日の付記が必要

 

佐々木

「資料の公民館ガイドラインから」

・内容を見る限り、「感染のリスクは依然あるが、医療などが対応できる状況になってきた」と捉えられる。

・対人距離について「マスク着用で会話を含めた発声が十分に抑制され、十分な換気が実施されている場合は鉄道の座席と同様に対人距離を柔軟に取り扱うこととする。」とあり、これも考慮に入れたい。

 

山田・輿

「地域リーグへの適用について」

・基本的に本マニュアルは既存で問題ないと考えている。
・情勢も変わるため開催日が近づいたところで地域リーグとして対応内容を検討する。

・また、検討、確認、報告のフローが明示することが肝要だと考えている。

 

奥山

「マスク着用の考え方について」

・マスク着用に関する考え方が厚生労働省から発表された。

 今回の結論はそのままでよいが、結論に至った理由について次回改正時に追記した方が良い。

 

【議事8】全国共通ジュニア問題、全国大会ジュニア問題の問題監修の決定

担当:佐々木

・既に募集をかけているが現時点で応募はない。

・全国大会の方は日程にまだ余裕があるため募集継続とする。

・全国共通は前年度担当の長野氏が今年度もできるか依頼をする。

 

【議事9】協賛金等の追加獲得交渉について

担当:熊井

・現状、2022年度の会計に関しては、昨年度並の収入を維持することが困難な状態にあるため、追加のスポンサー獲得を目指して動いていく形となる。

・シナジーが見込まれる文化事業に関心の高い企業によるCSRをメインに交渉を行うことを計画中であり、動きがあれば随時報告するものとする。なお、本件は熊井が交渉担当となる。

 

【議事10】キオクシア及びクイズノックが進めるクイズAI開発プロジェクトへの協力について

担当:熊井

・第7回総会の議決同様、AQLとして、キオクシア及びクイズノックが進めるクイズAI開発プロジェクトに引き続き協力していく方針を全会一致で確認した。なお本件は熊井が交渉担当となる。

 

【議事11】外部への問題提供について

担当:熊井

・AQL加盟登録団体が過去に作成した問題および今後作成する問題について、AQL執行部の判断で外部企業・団体に利用許諾を出していくにあたっては、現状の規定では不十分なケースがある。

・そのため、下記を定めるものとする。

「必要に応じて全加盟団体に確認と許諾を求める通知を行うものとする」

「通知の内容が現状の許可内容を大きく逸脱しない場合、10日以内に加盟団体から返答がない場合には許諾したものとみなす」

 

【議事12】問題提供に協力した地域リーグへのベネフィットの提供について

担当:佐々木

・問題集化の許可や、外部への問題提供に対して協力した地域リーグへのベネフィットの提供として、以下を提案する。

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これまでAQLの全国運営側は、地域リーグに関して下記の提供を行ってきた。

 

(1)地域リーグの各種Webインフラの利用(エントリースクリプト、リーグシステム整備、公式サイトの更新等。各種管理費用含む)

(2)全国共通ジュニア問題作成、監修

(3)ロゴ等の使用

(4)各地域ジュニア上位3チームへの賞状作成事務、及び郵送事務(費用負担含む)

(5)(必要に応じて)小道具の作成協力

(いずれも問題に伴う年間収入と、提供問題数等を踏まえ、全国運営側での金銭負担上限を役員にて定めていく)

 

これに伴う運営費用は昨年ベースで合計約25万に及ぶ。

 

運用コストの調達には、各団体からの問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可)が重要となる。

団体、および地域リーグの方々には、皆さまの問題提供
(問題集化の許可、外部への提供の許可)をもって地域リーグの円滑な運営が可能になっていることをご理解いただき、また今後も継続的にご協力いただけるようお願いする。

 

※なお、問題の権利は各団体・地域に残り、各自で問題集を作成することなどについてはAQL運営の許可は不要である。

 

これに関連して、問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可を行わない一般団体(正式加盟の有無は問わないものとする。また主に初心者で構成され、各地域リーグの判断で問題作成が免除とされている団体は除く)および地域リーグについて、以下の対応を取る。

 

・問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可を行わない一般団体については、別途加盟費として年間1万円を申し受けるものとする

・加盟団体が問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可を行った場合であっても、地域代表による取りまとめが全国運営側で要求した書式を明らかに満たしていない地域には上記(4)賞状関連の労務提供および費用負担は行わない。また、上記(1)インフラ利用料として地域登録料2万円を申し受けるものとする

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