公益社団法人 企業メセナ協議会による助成認定について

AQL副会長・渉外担当、熊井です。

 

この度、企業メセナ協議会様により、2023年度のAQLの活動における「芸術・文化振興の支援」という側面を認めたことによる助成認定を頂きました。これにより、同団体を通じたAQLに対する寄付は全額「寄付控除」の対象となります。

確定申告の際に「特定寄附金」として「税額控除」を受けた場合、基本的*には[寄付金-2000円]×40%が税金から直接減額されることになります。

 

例:1万円を寄付した場合 (10,000円-2,000円)×40%=3,200円→実質6,800円の負担

 

*寄付控除に関する詳細はこちらをご覧ください。

▶️https://culfun.mecenat.or.jp/guide/subsidy.html

 

これを受けて、企業としてAQLをサポートしてくださる場合、またはそのような取り組みに門戸を開いている企業のお心当たりがある方などは、AQLのお問い合わせページからお申し出ください。

▶️https://www.quizaql.com/request/

 

すでに、メセナ協議会の寄付ポータルサイト「かるふぁん!」にはAQLのページが作成されています。

▶️https://culfun.mecenat.or.jp/project/fund/detail/2884

利用手数料などを鑑み、このサイトを通じた個人からのご寄付は1万円以上でお願いしたいと考えております。

 

小口の寄付については、引き続きゆうちょ銀行の口座への振込にて募集しております。

▶️https://www.quizaql.com/donation/

 

◯今回の認定に関して

クイズ的な知識を絡めて言えば、「メセナ」とは、アウグストゥス帝の助言者を務め、ウェルギリウスやホラティウスといった若い文化芸術家を支援したガイウス・キルニウス・マエケナスにちなんだエポニムということになります。

 

この度の認定にあたっては、その審査段階における「クイズは芸術・文化振興の役割を担っているのか」という論点がひとつのハイライトとなりました。

 

私たちは、この点に対するプレゼンにおいて、

 ・クイズにおいてはいわゆる五教科で習うような知識だけではなく、「何の役に立つのか」と疑問視されることの多い副教科での知識も問われる

 ・その結果得られた正解は、五教科的な知識と完全に等価値である

 ・中学生や高校生のうちにそれらの教養を積極的に身につけることで、実物を目にした時に「これがあの!」という喜びを感じられる

などの根拠を提示し、またその過程でクイズが文化振興に繋がるという点において、私たち自身の認識を新たにしました。

 

改めまして、広い視野を持ち、AQLが持つ文化振興的な役割を認めてくださった企業メセナ協議会の審査員の皆様にはお礼を申し上げたい次第です。