第10回AQL総会議事録

日時:2022/6/24(土)22:00-23:00(インターネットDiscord上)

出席者

【役員】佐々木康彦、輿友浩、野田修平、春日誠治

【地域代表者】増茂弘規、千葉崚平、石上弘登、市川尚志、杉本光季、大畑壮也、平野遼太、輿友浩、山田直樹、小鍋祐輔、田中克実、北田吏、佐藤浩秀、野津英樹、鶴田駿斗

【オブザーバー】能勢一幸

【議事進行】 佐々木康彦

【議事録作成】佐々木康彦

 

【議事1】新地域代表確認

担当:佐々木

 

 【地域代表者交代の承認】

 

・北奥羽クイズ同盟、東北大学クイズ研究会、仙台第二高等学校出場者一同、宮城県仙台二華高校出場者一同、青森県立青森高等学校出場者一同、福島県立福島高等学校出場者一同の支持を受ける形で、千葉崚平が東北リーグの新代表となった。

・アロー、GATS、法政大、東洋大、TQC東東京、早稲田大、みなと、駒澤大、シンサクール蒲田、OchazQ、答、熊熨斗会、本郷チャージャーズ、東京理科大、ゆるくい○、TKC、青山学院大、炙りえんがわ、海城中高出場者一同、早稲田中高出場者一同、日比谷高校出場者一同、筑波大学付属高出場者一同、攻玉社中出場者一同の支持を受ける形で、平野遼太が東京東部リーグの新代表となった。

・Ricotta、北Q会、九州大、鹿児島クイズ愛好会、熊本大、熊本クイズ愛好会・大分クイズ愛好会、福岡大、西南学院大、福岡高出場者一同、熊本高出場者一同、筑紫丘高出場者一同、済々黌高出場者一同、ラ・サール高出場者一同、修猷館高出場者一同、志學館中高出場者一同、宮崎大宮高出場者一同、HSQC、スーパーカカオブラザーズの支持を受ける形で、鶴田駿斗が九州リーグの新代表となった。

 

  以上、地域代表者等と共に、申請団体の活動実態等を確認。代表交代が会則に従ったものであるため、2023年度AQL執行部として新代表を承認した。

 

【留任となる地域代表者】

 

以下のメンバーは、2022年度に引き続き、地域代表者を務める。

 

北海道リーグ地域代表 増茂弘規

北関東リーグ地域代表 石上弘登

埼玉リーグ地域代表 市川尚志

千葉リーグ地域代表 杉本光季

東京西部リーグ地域代表 大畑壮也

神奈川リーグ地域代表 輿友浩

甲信越・北陸リーグ地域代表 山田直樹

静岡リーグ地域代表 小鍋祐輔

東海リーグ地域代表 田中克実

関西西部リーグ地域代表 北田吏

関西東部リーグ地域代表 佐藤浩秀

中四国リーグ地域代表 野津英樹

 

以上の運営体制で確定とする。

 

全国15リーグ体制でAQL2023の運営を行っていく。 

 

【議事2】AQL会長の選出

担当:佐々木

 

下記立候補があった。

 

会長立候補者:佐々木康彦

 

会則第9条4にて会長の立候補は

(1)地域代表者

(2)地域代表者2人以上が推薦する者

と定められており、立候補者は(2)に該当する。

推薦者は市川尚志(埼玉)、輿友浩(神奈川)となった。


投票を実施し、地域代表者の全会一致により会長を選出した。

 

なお、監事・春日誠治は、任期2年につき、留任となる。

2期目となるため、会則11条2に従い、来年の立候補・推薦はできない。

 

【議事3】役員

担当:佐々木

 

以下の役員体制を発表した。

今後、追加や入れ替わりなどが発生することもある。

 

会長 :佐々木康彦

副会長:輿友浩

副会長:熊井もも

幹事長:野田修平

監事 :春日誠治

 

【議事4】2022年度の会計報告および会長・役員の報酬について

担当:佐々木

 

2022年度の会計報告は、年度末が6月30日であり現時点では困難である。

7月10日までに会計報告を受け、7月20日までに監査報告を行うものとする。

 

なお2022年度の会長・役員の報酬については

・期末残金の半額を上限とし30万円以下の場合でもその額面とする。また、中高生へ支給した交通費合計額(2022年度は47万4千円)を超えて報酬は受け取らない。

・副会長、幹事長の報酬は、別に設定するものとする。

・監事報酬については監事の春日から辞退の申し入れがあり、これを了承した。よって2022年度の監事報酬は0円とする。

と決定している。額面の詳細は会計報告をもって開示とする。

 

【議事5】2023年度のAQLの運営について

担当:佐々木

 

2023年度のAQLについて、「一般の部」「ジュニアの部」、両方について全国大会を開催する方針で進める。 

全国大会の会場は「国立オリンピック記念青少年総合センター」とし、2024年3月17日(日)に開催する。

(会場は確保済みである)

 

現時点で決定する内容は以下の通り。

 

・地域リーグの開催計画(日程調整、会場の確保など)は、各地域代表で進めて構わない。不明点があれば随時相談する。

・2023年度公式サイトは、現体制で早急に準備を進める。

・2023年度の「夏のセンバツAQL」については、栗林事務局長を中心とする体制で運営することを、会長・佐々木が確認した。ベスト4の放送は8月27日(日)15時~を予定している。

・協賛企業への交渉は、副会長・熊井ももを中心に速やかに開始する。

・AQLサポーターズクラブは継続する。サポーターズクラブ企画関連の取りまとめは多ヶ谷が、会員管理事務は市川が引き続き担当する。

・メールやTwitterアカウントについて、2022年度中に前会長・市川から現幹事長・野田に運用が引き継がれている。 

 

【議事6】2023年度のAQL出場枠振り分けについて

担当:佐々木

 

・暫定的に昨年と同じく「一般18チーム」「ジュニア20チーム」(それぞれ1チームはプレーオフにより各4チームから決定)とする。

・出場枠の拡大は可能か、7月中に議論を進め、第11回総会(7月下旬予定)までに決定をする。出場枠の拡大が決定した場合は、それにあわせて出場枠振り分けを改めて決定する。

・そのため、今回提示する出場枠は「暫定」である。

 

・地域リーグへの枠の振り分け方法は下記を参照。

https://www.quizaql.com/waku2023/

・前年度優勝チームを輩出した地域は1枠追加

・プレーオフからの進出枠が1つ。これは全国共通予選を制したチームと、3地域に割り当てられたプレーオフ枠に入ったチームでトーナメント戦を実施し、これを制したチームに与えられる。

 

これをもとにした各地域の全国進出枠・プレーオフ進出枠は以下の通り。(上・一般、下・ジュニア)

一般は北関東がプレーオフ枠のみとなるが、これは出場枠の拡大によって解消される見込み。(なお一般の出場枠を18→20にすると北関東に1枠、また千葉も優勝地域枠以外に通常の1枠がはいる)

7月中に出場枠の拡大、また全国大会のレギュレーションについて議論をすすめ、次の総会にて決定とする。

 

なお共通オンライン予選については2023年度地域代表者公約

https://www.quizaql.com/aql2023daihyou/

の中で、

 

「オンラインリーグ」として「運営の自治」を行う前提で(オマケではなく一つの地域リーグとして)「新規リーグ申請」を5月末までにいただいた場合、その代表の方の考えを優先する

 

と記載したが申請はなかったため、現時点では前年同様にプレーオフ進出枠を1位に付与するものとする。

【議事7】フェアプレイ規定改訂について

担当:佐々木

 

幹事長・野田より、フェアプレイ規定の改訂の発議があった。

 

●「問題数カウントの明示化」をしたい

問題数カウントを明示しないことにより、不自然な禁止事項が増えていると感じている。

・問読みが「〇〇問目です。問題~」と読み上げることを基本とする

・問読みが問題数を言い忘れることもあるだろうが不問。解答者は問題間で「次は何問目ですか?」と聞くことができる

・問題数間違え(読み飛ばしなど)は遅滞なく訂正する

 

また、問題数カウント明示化で意図的な誤答により勝負を決める行為について

会長・佐々木から「コールド宣言」の提案があった。

以下のルールで勝利を確定する、というものとなる。

 

両チームの点差が、

①リードしている側が持ち点1の席すべてで解答権を失うまで続けて誤答し

②さらにリードされている側が残り問題をすべてチーム内で最も点の低い席が正解

しても逆転しない場合、リードしているチームの「コールド宣言」により試合を終了とすることができる。

 

・コールド宣言はリードしているチームでクイズに参加中の解答者のみが可能

・コールド宣言をするにあたってチーム内の相談は可。控えメンバー、帯同者、観客の助言は不可

・コールド宣言があった場合、試合の運営担当者は速やかに上記①②を当てはめ逆転の可否を判定

(その場の全員が確認できる状態で残り問題数、リードする側が誤答で消費できる問題数、リードされている側が獲得可能な最高点数を明示)

・逆転しないと判定されたら試合終了、リードしている側の勝利とする。得点もその時点の結果とする

・逆転の可能性がある場合は試合を続行する。この場合、コールド宣言した者へのペナルティはない

(ただし進行に影響するため、明確に不必要な宣言と判断される場合や過剰に宣言を繰り返す場合は運営者の判断で宣言を無効とできる)

・コールド宣言が無い場合、試合の運営者はコールドの可能性を示唆する発言をしてはならない

 

これらについてDiscord上にて多くの意見が交わされた。

 

・主催団体に課す内容が増えすぎる

・「禁止事項について咎める」は大事だが取り締まるのは精神的な負担であり、「禁止」という形にしないことでその負担を軽減できる

・問題数カウントは出題数の誤りを防ぐメリットが大きい

・意図的な誤答については規程の表現をマイルドにして、正当な行為と認識できるように誘導することも考慮したい

・問題数カウントとコールドはセットで考えるべき。「誤答しろ」という指示は出す側・受ける側にもトラウマになりかねない。

・カウント導入は終わるタイミングがわからない緊張感を失う。

・コールドのルールが煩雑、運営する側でミスを生む可能性は無いか

・単純なコールドのルールならミスの可能性は低い

・意図的な誤答よりもコールドが得と考えられるか

・実際に問題数の間違いがあったこともあり、カウントは賛成

・規程問題数の中どうプレーするかは各人の自由であり、カウントは賛成、コールドはハードルが高く反対

・「申告誤答」でもよいのでは。相手チームの正答の機会を奪うことにもなる。

・出題数のカウントは出題団体の任意でよいのでは。

・時間的な制約は厳しくならないか

・フェアプレーに明記する他者からのサインプレーを防ぐ運用が形骸化に対する「問題数カウント」の提議は至極まっとうである

 

各種意見をもとに、以下の形で「問題数カウント」「コールド宣言」および「1試合の時間目安」について投票を行う。

 

●問題数カウント

・問読みが「〇〇問目です。問題~」と読み上げることを基本とする。

・意図的に問題数を読まない、また読み忘れることは不問。

・解答者は次の問題に入る前に「次は何問目か」を確認することができる。その場合、問い読みは必ず答えなければならない。

・問題数間違え(読み飛ばしなど)は遅滞なく訂正する

 

投票の結果、賛成多数により可決された。

なお発議者・野田から「より議論を深めたい」との申請があり、またフェアプレイ規定全体に照らし合わせることも必要であるため、
7月中のフェアプレイ規定見直しでさらに検討・最終的な修正案をまとめたうえで再度採決するものとする。

 

●コールド宣言

両チームの点差が、

①リードしている側が持ち点1の席すべてで解答権を失うまで続けて誤答し

②さらにリードされている側が残り問題をすべてチーム内で最も点の低い席が正解

しても逆転しない場合、リードしているチームの「コールド宣言」により試合を終了とすることができる。

 

投票の結果、反対多数により否決された。

 

●1試合の時間目安

従来15分としていたものを20分とする

 

投票の結果、反対多数により否決された。

 

【議事8】前年度からの変更点について

(担当・佐々木)

 

●一般団体の加盟費について

・従来は無料としていたが、これを「本年度に参加する一般団体は加盟費1万円」に変更する。

・昨年の総会で「問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可)を行わない一般団体については、別途加盟費として年間1万円を申し受けるものとする。」としたが、これを「問題提供(問題集化の許可、外部への提供の許可)を行う一般団体については加盟費を免除する」に変更する。

・初参加の初心者団体で、地域リーグにおける問題作成を地域代表により免除された団体は、加盟費を免除とする。

 

投票を行い、賛成多数により可決された。

※なお反対者から以下の意見があり、議事録に記載する。

本件については、団体にとっては問題提供を行うことで実質的に影響はほぼないと言えるが、名目上は参加費の値上げである。参加費の値上げは会計報告が完了していない段階では検討出来ないと考える。そのため、賛成には投票できず反対とした。

 

一次エントリーも終了しており、喫緊の必要性はないと考えられるため、会計報告が完了してからの採決としてもらいたい。

 

●問題の使用許可について

昨年、加盟団体に確認した内容に加え、過去問題の使用許諾を受けた組織が二次使用をする際のクレジット表記について以下の通りとする。

・問題作成団体としての権利は残すものとし、再公開時は問題作成団体のクレジットを行う(クレジット方法は一問一問が望ましいが、クイズ出題店などの口頭出題でテンポよく早押しで使う用途などやむを得ない場合は、店に作成団体全体をクレジットするなどの方法も認める) 

 

投票を行い、賛成多数により可決された。

 

【議事9】今後のスケジュール確認

 

[地域代表関連]

 

各地域代表は以下を「7月中旬までに」進める。

 

「リアル開催」「オンライン開催」「ひとまずリアル前提で用意しオンラインに切り替えることを示唆しながら行う」「開催しない」「他地域と合同開催」のいずれかを選択(参加団体に意見を募ることが望ましい)

加盟・登録団体で、開催日についてスケジュール調整を行う(可能な限り、総会後すぐにメールを送り進める(アドレスはエントリースクリプトからcsvをダウンロードして得る)(スケジュール調整サイト、SNSのアンケート機能などを使ってもよい))

また、以上の結果を踏まえ、以下を「7月末日」までに決定、実施する。

 

開催日の確定、会場の確保

共通事務員への依頼を行うかを決定(昨年度までの共通事務員を依頼できる条件の目安:該当地域から「サポーターズクラブ会費」「全国共通ジュニア問題提供など、全国運営への協力(1チーム2000円として計算)」を合計し、「社会人チーム数×2000円」以上の協力があるか、などを参考にしていたが、これを継続するかは要議論)

新・一心精進で告知

開催地一覧表の更新

仮サイトの作成(開催地一覧更新次第、担当者が実施する可能性あり)

また8チーム以上が参加するリーグ告知の際には、「2部リーグ化に備えた文言」を加えておくことを推奨することにした(例:来年度は7位以内をシードとし、8位以下と新規チームで予選を行う可能性があります)。

 

【今後についての地域代表のコメントメモ】

*共通事務は、今年も行うか、予算負担をどうするか、相談していく。まずは希望を伺っている段階。

 

増茂弘規 12月10日に一般・ジュニアの部同日オンライン開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

千葉崚平 オンライン開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

石上弘登 11月下旬~12月上旬に対面で開催予定です。共通事務はジュニアの部3位までの賞状作成依頼を出す予定です。

市川尚志 7/2(日)に一般の部のビギナー&チャレンジ、8月13日(日)にジュニアの部のビギナー&チャレンジリーグ、12月17日(日)トップリーグの日程で、いずれもリアルで予定。また、埼玉県高等学校クイズ連盟及び有志大学生と連携し、8月14日(月)に中高生向けのナンバーワン決定戦も開催。共通事務は共通費で賄えるところは賄いたいが、埼玉独自に増えた分は埼玉負担とすることが可能。

杉本光季 リアル開催を予定しているが、各団体へのアンケート結果により変更の可能性あり。開催時期は10~12月を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

大畑壮也 11/19(日)にジュニアのチャレンジ&トップリーグを、12/10(日)に一般のチャレンジ&トップリーグを開催します。どちらもリアル開催となります。

共通事務ですが、リーグ独自で賞状を作成しますので、依頼は特にありません。

平野遼太 一般の部・ジュニアの部共にリアル開催を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。 

輿友浩 一般の部・ジュニアの部共にリアル開催を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

山田直樹 リアル開催を予定しているが、対象地域が広いこともあり、昨年同様アンケート次第でリアル・オンラインハイブリッド方式なども考えている。

小鍋祐輔 前年と同様に、一般ジュニア共に12月上旬での対面開催を目指す。賞状の依頼は行わない。 

田中克実 一般の部・ジュニアの部共に10月下旬~12月中にリアル開催を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

佐藤浩秀 一般・ジュニアともにオフラインでの開催を予定。

ジュニアの部の賞状は開催当日に渡せるように手配する予定。(昨年は自前で調達。今年度事務局に依頼するかは未定。)

北田吏 ジュニア・一般の部ともにチャレンジリーグ・トップリーグをリアル開催予定。共通事務はジュニアの部のみ賞状をお願いする予定。

野津英樹 リアル開催を予定している。共通事務は、ジュニアの賞状をお願いする予定。

鶴田駿斗  一般の部、ジュニアの部共にオフライン開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。 

 

[会長、次回総会関連]

 

以下については、今後会長を中心とした体制で調整したうえで、3-4週間後に佐々木新会長を中心に召集される第11回総会で議論する。

※なお第11回総会は会則9条6よりオンラインでの議論・投票とし、議事録では議題と投票結果を掲載するものとする。

 

・会計報告、監事報告(総会前に公表とします)

・会長、監事の役員報酬決定(総会案件)

・会長に直接かかわる団体・個人への発注内容および発注額決定(総会案件)

・AQL2023全国大会の開催計画並びに全国枠数の拡大について。

・フェアプレイ規定改定の議決

・安全ディスカッション、安全マニュアルの改訂の議決

・全国共通ジュニア問題、全国大会ジュニア問題の問題監修の決定

・全国側で用意する賞状の範囲について、並びのその予算負担先

 

最後に、教育委員会後援申請について担当・能勢からの挨拶と会長・佐々木からの挨拶があった。

 

以上