AQL2024出場枠決定方法

2024年6月開催の「第12回AQL総会」とその後の執行部協議にて、本年度の出場枠は以下の方法により決定しました。

 【AQL2024全国大会進出枠決定方法】

1.全国大会の仮会場確保&全国枠数の仮決定

(一般N枠、ジュニアn枠とする)

2.5月末時点で、「リーグ規模係数X(x)」を算出。X(x)に基づき、割り振りを以下の原則で決定

3.会場が追加で確保できた場合、N(n)の値を増やすことがある。以下に基づき、改めて枠数を算出する。

4.定期総会時点で定めたリーグ規模係数は原則更新しない。ただし、3以上の増減がある場合や、開催されなかったリーグがあった場合、その時点で規模を見直す。

  一般枠数 ジュニア枠数
前回優勝枠  1枠 1枠
通常枠 (N-1)枠 (n-1)枠
地域間プレーオフ枠 (なし) (なし)

代表枠数計算Excel

(2024/8/1バージョン:本年度から新バージョンに更新)

下記Excelで機械的に決定する。

ダウンロード
AQLwaku2024計算.xlsx
Microsoft Excel 31.8 KB

[各枠詳細]

[重要な前提]

全国枠2枠目以降」が付与されるリーグに所属する加盟団体(特に全国大会進出相当のチーム)には、特に以下をお願いする。

・原則ジュニアの部を併設し、未来ある高校生以下のクイズを盛り上げるべく務めること。

・初参加の初心者団体も含め、皆が楽しめるよう留意すること。

・「トップ」「チャレンジ」などの実力別2リーグ制の運営を行う場合、上部リーグ所属者は、積極的に下部リーグの運営を手伝うこと。

・以上のワークを地域代表だけに押し付けず、皆で支え合っていくこと

上記を全く守れていないとAQL会長が判断したリーグ(特に、代表だけに各種運営を押し付け、運営が破綻した場合など)、また全国枠数を問わず「地域リーグの運用が正常になされていない」「全国側で定めた義務(地域代表タスク)を地域リーグで運営できてない」と判断された場合は、地域リーグ開催済みか否かを問わず全国枠を縮小・剥奪する場合がある(なお、最初から上記のお願いを守れないと宣言し、リーグとして「2枠目以降」を辞退するのも認める)。なおこの場合、原則として優先順が次のリーグに枠が譲られることになる。

 

[前回優勝枠]一般ジュニア共通)

前年度のAQL全国大会で優勝したチームが、翌年度出場見込みの地域リーグに、全国枠を1枠追加付与する。ただし、翌年同じリーグに加盟・出場した場合に限るが、実質的にリーグが分割された場合などは、優勝枠を継承するものとする。

 

[通常枠]一般ジュニア共通)

「リーグ規模X(一般)、x(ジュニア)」に基づき、前回優勝枠を除いた枠を割り振る。

割り振りは、前回優勝枠とは別に各リーグに固定1枠ずつを与えた上で、2枠目以降については北欧などの比例代表選挙で用いられる「サンラグ式」をベースに、より少数地域が有利になるように係数を調整した方式を採用。具体的方法は以下

1.各リーグについてリーグ規模「X(x)」を以下に基づき算出。

2.各リーグs枠目の評価値(2X/s(s+1))を計算(Xを1, 3, 6, 10, 15で割っていく)。

3.評価値(2X/s(s+1))が多い順に出場枠を割り振っていく。評価値(2X/s(s+1))が同一数値の場合、「AQL2023」の「地域順位」が高いリーグを優先とする。「地域順位」の決め方は以下の通り。

  • 前年のAQL全国大会における地域内最上位チームの順位を「地域順位」とする。ただし、優勝チームを出した地域に関しては、前回優勝枠を既に与えていることから「地域順位」は最下位とし、新規設立リーグはその1つ上の順位とする。(複数ある場合は、設立が早い方が上位)

全国大会の順位は、以下の通りに定義する。

  • 全国予選リーグを突破したチームはそれ以降の順位、全国予選リーグで敗退したチームは全国予選リーグ内順位を参照し、全体の順位付けを行う。
  • 全国予選リーグを突破し、同じラウンドで敗退したチームについては、一般の部準々決勝敗退の場合は、全国予選リーグ上位から順位付けを行う。決勝トーナメント(ジュニアベスト8を含む)で敗退したチームは負けた対戦相手の順位がより高いチームを上位とする。
  • 全国予選リーグまたは一般の部準々決勝で敗退し、全国予選リーグ順位が同じだったチームについては、同じ全国予選リーグの中で決勝トーナメントに進出したチームの順位がより高かったリーグを上位とする。

リーグ規模X(x)の算出方法

「リーグ規模X(一般)、x(ジュニア)」については、以下のように算出する。

 

「ジュニア正式登録団体」「一般正式加盟団体」「ジュニア準登録団体」「一般準加盟団体」のうち、該当地域リーグにおいて下記のいずれかを満たしている団体数をリーグ規模とする。同年度5月末時点で、 「AQLの該当リーグに参加見込みの団体数」をリーグ規模X(x)とする。具体的には以下1.2.の合計とする。

1.前年度(AQL2023)の該当地域リーグに出場した。(ただし、年度最初のリーグ数を決する総会までにリーグ分割や統合が行われた場合は、分割統合後のリーグとしてカウントする)

 

2.どのリーグに対しても1.を満たしておらず、該当年度(AQL2024)に「5人以上のメンバー登録を行った」あるいは「ジュニア正式登録団体の資格を満たした」うえで該当地域リーグに対し先行エントリーをしている(ただし、年度最初のリーグ数を決する総会までにリーグ新設・分割・統合が行われた場合は、新設・分割・統合後のリーグとしてカウントする)。 

 

ジュニアの部において上記で認められる加盟団体数は、基本「学校を母体とした団体」「会長及び地域代表者が認めた教育機関連合」のみ。学校チームが分割して出場した場合も、加盟団体数としては「1」としてカウントする。ただし、中高一貫校で、中学・高校を別母体として加盟申請があった場合、AQL会長判断で「加盟数2」として認める場合がある。

 

合同チームの算出について

※合同・分割にかかる取り扱いは様々なパターンがあり、集計が困難であることから、前年度実績を集計対象とせず、エントリーベースで集計する

 ただし、同一チームから構成される合同チームが5人未満でエントリーした場合には、前年度参加実績をもってカウント対象とする

 

リーグ規模X(x)の期中見直し

原則、リーグ規模X(x)は5月末時点で決定する。

ただし、以下の場合見直しを行うことがある。

  • 当初見込まれていたリーグ規模が、「3以上」増減した場合
    • 1.の形で参加していた団体が、他リーグ移籍し増減した場合
    • 2.の形で参加表明していた団体が、最終的に5人以上のメンバーで地域リーグに参加しなかった場合。
  • (一般及びジュニアの)リーグ開催が適切に行われなかった場合。
  • リーグの分割・合同などの再編が行われ、AQL会長が必要と認める調整を行う場合。

以上の見直しは、「3以上の増減」「未開催」が確定した段階で、該当リーグのX(x)のみを見直したうえでの再計算、または次点地域の繰り上げを行う。なお「地域リーグが正常に運営されていない」とAQL会長が判断した場合、開催済みでも代表枠が削減されることがある。

 

【地域間プレーオフ】一般ジュニア共通)

チーム数を問わず2団体以上の参加が無い地域が発生した場合、その地域の「全国進出枠」を「地域間プレーオフ進出枠」に変更し、4チームから1チームを決める「地域間プレーオフ」を実施するものとする。その際、他の参加枠は、同じ部門で枠の割り振りにおける次点となっていた3つの地域に与える。

2団体以上の参加がない地域が複数発生した場合でも、地域間プレーオフからの全国進出は1チームのみとする。その際に残る「全国進出枠」については、同じ部門で枠の割り振りにおける次点で最上位の地域を繰り上げる(そのため、この場合の地域間プレーオフ進出枠は繰り上げ措置を行ってから次点の地域に与えられる)

 

[地域間の枠のやり取り]

隣接地域間などでプレーオフを行うなど、枠のやり取りを行うことは、地域代表間が合意すれば認められる。


【AQL2024全国進出枠振り分け】

上記の内容をもって、AQL2024の全国進出枠を計算し、以下の通りとなった。

上記ジュニアの部。次点(プレーオフや繰り上がり対象)は順に「東京西2位」「東北2位」「関西東2位」

上記一般の部。次点(プレーオフや繰り上がり対象)は順に「北海道2位」「東海2位」「甲信越北陸2位」