2021年度総会に向け、加盟登録する団体は以下に対するご意見を「連絡事項」に書くことができます。
なお、加盟登録時に「意見を記載するか」は任意です。意見の記載がない場合、これらの決定は地域代表に一任することになります。
ご意見を記述するにあたり皆様にお願いしたいのは
「執行部にこれをやって欲しい」
ではなく、
「(加盟団体の一員として自分たちが)こうしたい」
という、主体的な書き方を意識していただけると助かります。
望ましくない意見の例:「〇〇リーグを作ってほしい」「もっと学校に認められる活動をしてほしい」
望ましい意見の例:「他にも希望団体がいるなら、〇〇リーグ設立に協力したい。必要なら地域代表をやります!」「学校にも認めてもらえるように、〇〇をやるのはどうか?我々も〇〇という形で協力したい」
AQLは誰かに与えられるクイズではありません。
「皆で作るクイズリーグ」です。
加盟・登録団体の皆様自身の「作ろう」という意思により運営されていきます。
改めてですが、加盟・登録団体となる最も重要な条件は「AQLが掲げる「クイズを皆で盛り上げる」という目的にご賛同いただけること」です。
その点をご理解の上、ご意見頂けますと幸いです。
【2021年度の大枠の方針】
以下を大枠の方針とて考えております。
優先順としては、1が最優先となります。「日本最大規模のクイズ連盟団体」としては「2」や「3」を第一目標として掲げるべきでしょう。しかし、AQLが無理しないと継続できない組織となり、結果として終了してしまっては意味がありません。近年、「(AQL以外の)ボランティアで行ってきたオープン大会」の多くにおいて、負担の増大が問題となっています。大会によっては「休止」という選択肢をとったものもあります。AQLも、例外ではありません。そうならないためには、「持続可能なAQL」となる仕組みづくりを継続して行っていく必要があると考えます。
【現状維持を確認する項目】
2021年度で見直しがあった主な項目は赤字で記載しました。
ご報告内容や依頼事項は青字で記載しました。
地域リーグ運用関連
(1)各リーグの運用について
現状の地域リーグについてご意見をください。
特に、「この地域にも新たにリーグを作りたい」といったご要望があればお伝えください。
また、移籍可能なリーグがあれば、移籍可能な先についてお書きください。
【ご意見の例】
・一応東京東部所属としたが、もともと千葉の団体なので、千葉リーグができるなら移籍したい。
・全国大会の権利はなくともよいので、東京・神奈川の初心者~中級者団体有志で「関東チャレンジリーグ」という形で参加したい。運営は協力します!
(2)地域リーグ開催時期や開催地について
開催時期や開催地の決定方法について、ご意見があればお願いします。
【現状の方針】
(3)地域リーグの形式について
各地域の大会方式は、各地域代表にお任せしております。
昨年の議論を踏まえ、以下の方針としています。これについてご意見があればお願いします。
(4)AQLの安全対策及び中止時の費用負担について
AQL安全対策マニュアルなど、AQLの安全対策ついて、ご意見あればお願い致します。また、安全対策マニュアルの規定に従い全国大会が中止となりキャンセル料等が発生した場合、費用負担は「参加する一般加盟団体」が負うというルールを継続します。これは、「AQLは加盟団体を主体として運用する」ものであり、その費用は加盟団体が負うべきであるとの判断からです。
(5)地域リーグの小道具・賞状作成支援について
地域代表の負担を軽減するため、地域リーグの小道具作成を、全国運営側で担当・支援します。
以上について、ご意見があればお願い致します。
レギュレーション、ルール関連
(1)高校の連合チームの扱い
高校の連合チームの扱いについて、以下の方針を継続します。
なお、ジュニアの連合チーム判断の内規は以下とします。
(2)高校生以下の「一般の部」へのダブル出場について
高校生以下の「一般の部」へのダブル出場について、以下のルールを継続します。ご意見あれば宜しくお願い致します。
なお、地域リーグでダブル出場を認めるにあたって考慮する内規は、以下とします。
(3)一般の部の「サークル内サークル」の別団体としての出場について
これまで「TQC東京」「TQC千葉」「TQC埼玉」など、所属人数が多い大学サークルについて、複数団体に分けたものとしての加盟・出場を認めてきました。これは、「一般の部では”ゆるい団体”も多数認めてきているので、大学だけ厳しくとるのは矛盾する」という考え方によります。以上からAQL共通ルールとしては、引き続き「サークル内サークル」は認める方向を考えています。ただし、以下を条件とすることを考えています。
但し、地域リーグについて、各地域代表の判断でサークル内サークルを認めないことは可能とします(ちょうど9団体に合わせたい場合など)。また、全国に関係ない「オープン参加」の場合は、各地域の裁量で参加を認めて構わないものとします。
(4)全国共通ルールについて
問題作成、問読みについて、現状全国共通の問題出題ガイドは、現状内容を維持します。これの修正可否や、加えてどの程度共通のルールを設けていくか等についてご意見あればお願い致します。
学校関連
(1)各種学校向け文章、保護者向け文章等について
各種学校向け文書、保護者向け文書等について、ご意見等あればお願い致します。
また、教育機関に各種クイズ活動を認めてもらうにあたり、AQLに協力してほしいことなどあればお書きください。
(2)学校へご理解いただくための活動について
AQLとしては、各学校にご理解いただくための活動を継続します。
本年度は以下の活動を実施予定です。
以上、ご意見等あればお願い致します。
マネタイズ関連
(1)サポーターズクラブの継続と見学受け入れのお願いについて
「AQL全体のために必要な出費」を安定して確保するため、「個人でAQLを応援したい」という方を対象とした「AQLサポーターズクラブ」を引き続き継続します。昨年度は約40人が加入し、約10万円程度の会費収入を得ることができました。集まったお金は、AQLにおける各種事務費用(学校案内や事務員費用、学生バイト代等)に活用させていただきました。
また、サポーターズクラブの特典の一つとして、「全国で行われるAQLでの見学無料」を掲げる予定です。各地域リーグには、会員の見学の可能な限り受け入れをお願いする予定です。
なお、サポーターズクラブ会員以外の見学受け入れを追加で行うか・追加見学者から見学費を取るかは、地域代表の裁量にお任せします。
また各地で使った使用後の問題を、アップロード前にサポーターズクラブ会員限定のフリーバッティングなどで使用させていただく、といったことも検討しています。
以上について、ご意見があればお願い致します。
(2)電子書籍問題集の作成・販売について
使用問題についての電子問題集での発行等を継続します。特に初心者寄りの問題集発行を重視し、立ち上げたばかりのクイズ研にとって使いやすい問題集を世に広めます。
以上について、ご意見があればお願い致します。
(3)協賛企業獲得活動について
AQLとしては安定運営と高校生以下の交通費確保のため、「協賛企業獲得」活動を推進してきました。2019年度からは「日本経済新聞社」様にご協力いただき、2020年度の全国大会では株式会社キュービック様にご協賛いただきました。
今後も、このような活動は継続する予定です。
ただし引き続き、「我々の活動を理解していただいたうえでご協賛いただける企業とパートナーを組む」ことが前提となります。端的に言えば「スポンサーを獲得した後も、クイズをやる皆さんに強い違和感を感じさせるような制限がかからない」ことは重要と考えます。
以上の方針について、ご意見等あればお願い致します。
【新規審議案件・変更する案件】
(1)全国進出枠及び全国大会方式について
AQL2021の全国進出枠数決定のルールはこちらの方法で決定すると予告しました。
しかし進出枠について、当初予定していた「一般27枠」「ジュニア24枠」では、開催を予定している「日経ホール」のキャパシティでは適切なソーシャルディスタンスを保った上での開催ができないため、社会情勢がこのままの場合「当日会場に行けるのは、一般・ジュニア共に18チームが限界」と考えています。
しかし、この状態で前年までのアルゴリズムをあてはめますと、ここ2年の参加チーム数の少なかった北関東一般、千葉ジュニアなどで「0枠」が発生します。
これを踏まえ、以下のプランを現在考えております。
【プラン】全14地域リーグ(オンライン予選除く)の1位が、3月に日経ホールで開催予定の「全国二次リーグ(計14枠)」行き決定。残る全国枠は、1月にオンラインで開催する「全国一次リーグ(計18枠)」に進出し、4チームが二次リーグに進出できる。一次リーグはオンラインにてコバトンナイン方式で実施。勝ち上がった4チームが各地域リーグ1位のチームと3月に日経ホールにて戦う。
日程例
2022年1月23日/30日・・・全国一次リーグ@オンライン:一般(18→4)、ジュニア(18→4)
2022年3月21日・・・全国二次リグ@日経ホール:一般18枠(14+4)、ジュニア18枠(14+4)
このプランとなる場合、「問題を聞いてしまった」などのトラブルの発生を防ぐため、「全国大会(一次・二次)において、一般・ジュニアのダブル出場は不可」「一次リーグ敗退メンバーの補強は不可」というルールが必要となる。
以上の案について、ご意見があればお願いします。
(2)夏のセンバツAQLについて
「中高生同士で作る、夏のNo1決定戦」というコンセプトのもと、スピンオフ大会「第2回夏のセンバツAQL」の開催を考えています。
近年のAQLジュニアは、大人が問題を用意し、中高生は「挑戦するのみ」という地域も増えてきました。「公平性」が高くなり、より純粋にクイズを競っていただけるメリットがある一方で、中高生にも「クイズをつくる」ことを重視したいという思いがあります。そこで、以下3つを基本的な考えとして、昨年スタートした「夏のセンバツAQL」をリニューアルする形での開催を考えています。
「中高団体が問題を作成し、最終的には中高生での自立自営で運営する文化を目指す」
「オンラインで実施する」
「問題を評価し、表彰を実施。「同好会・部活動昇格」のための実績の機会を増やす」
以上により「できる限りオフラインで・大人の問題で競う」方針のナンバリングタイトルとは差別化します。
また、社会人や中高生で審査する「ベスト問題セット」の表彰なども実施し、各校の「クイズを創る文化」を奨励します。表彰は「社会人選出部門」「新団体部門(同好会・部になれていない新設団体上位から選ぶ。)」などを検討しています。これら中高生に表彰の機会を増やし、「部昇格」「同好会昇格」等の実績を作る機会を増やします。
詳細の案はこちらに記載しました。
以上について、「実施すべきか」「参加したいか」などについて、ご意見頂ければ幸いです。
(3)全国共通のジュニア向け問題の作成有無・協力可否
「全国共通ジュニア問題」を、今年も募集します。ただし、今年度から「中高生による作問」を取り入れます。
・「夏のセンバツAQL&チャレンジリーグ向け」問題・・・中高生が「センバツ向け」として作成。8月~10月の使用を想定し、7月中旬提出締め切り。10団体程度募集。初心者向けには社会人の選定により選ばれた問題を使用する。難易度は抑えめにする。
・「トップリーグ・通常リーグ向け」問題・・・11月~1月の使用を想定し、9月末提出締め切り。10団体程度募集。提出可能なのは一般の部のみ。難易度は抑え目にする。
・全国大会ジュニア問題・・・3月の使用を想定し、2月中旬締め切り。10団体程度募集。提出可能なのは一般の部のみ。
また、以下の運用を考えています。
・時事問題やご当地問題などは、各地域の判断で差し替える
・一般の部の作成団体には、2000円作成料をお渡しする(各地域リーグで参加費割引で対応予定)。
・各団体の新歓使用問題などの転用も可能
・使用問題は、電子書籍化して販売し、AQLの運営費に回す
といった運用を考えております。
以上踏まえ、「センバツ」への出場意思がある中高生・大学生は、エントリー時に「ジュニア向けに42問の問題を作成できる」を選択してください(あくまで仮調査になり、本エントリーは後程行います)。
全国共通のジュニア問題の作成についてご意見や、団体としてご協力頂けるかお書きください。
以上です。
その他、AQLの運営についてご意見や、クイズを盛り上げるためにこんなこともやってみたい!などがあればお願い致します。