AQL全国大会の決勝トーナメントは、3年間の放送実績があるネットクイズ配信番組『クイズLiveチャンネル』様に問題をご用意いただくと共に、業界初ともいえる「本格的なクイズ大会の生中継」の実験を行うことになりました。(生中継の実施は、AQL運営側からの提案です)
『クイズLiveチャンネル』様との取り決めは以下のようになっております。
- クイズLiveチャンネル側には、「ジュニアの部」及び「一般の部」の、舞台上で行うベスト4以降の問題をご用意いただく。
- 「AQL運営」と『クイズLiveチャンネル』との間で、金銭のやり取りは無し。
- 「生放送については無料放送」とする。アーカイブ動画のタイムシフト視聴はクイズLiveチャンネル側の判断で有料とすることができ、視聴料はクイズLiveチャンネルの収入としてよい。
- 以上についての取り決めはプレAQLについてのみ。来年以降は再度協議する。
今回は「プレ大会」ということもあり、「実験放送」に近い位置づけとなります。『クイズLiveチャンネル』様もスタジオ外でのクイズ大会生放送は普段行っておらず、もちろんクイズ大会を行うような公共施設での放送も初めてです。そのため、放送がうまくいかない可能性があることを参加者および視聴者の皆様にはご了承頂ければと思います。
また、クイズLiveチャンネル側にとって、本大会単体では黒字が発生するような案件ではありません(現状では、人件費や機材費をカバーするだけのアーカイブアクセスがあることは考えにくいものと思われます)。
まとめますと、今回の試みは、AQL運営側にもクイズLiveチャンネル側にも短期的に利益をもたらすものではありません。しかし、全国の代表チームが集うAQLは、生中継で全国に配信する要望がいずれ多くなっていくと考え、「世代を超えてみんなでつくる、アマチュアクイズプレイヤー発の動き」としてこのような取り組みを率先して行っていくべきと考えました。もしAQL自体の注目度が上がってくれば、スポンサーがつき参加費が無料となったり、代表となった遠方参加者の交通費が出せる日がくるかもしれません。
また、出題自体も『クイズLiveチャンネル』様にお願いします。全国大会でも採用予定の「コバトンナイン方式(持ち寄り団体戦)」では、最後の決勝にどのチームの問題を使うかは毎回課題となっておりました。前身となった『コバトンカップ』においては、三木さん、為季さんなど、クイズ界の有力者に問題をご用意いただきましたが、今回は3年間の生中継での出題実績のある『クイズLiveチャンネル』様に、決勝ラウンドの出題もお願いすることになりました。
なお、「中継動画に顔が映るのが一切NG」という方・団体がいらっしゃる場合、別途協議させてください。基本はご協力頂きたいと考えておりますが、校則の規定など、やむを得ない事情についての相談には応じます。
以上、宜しくお願い致します。
AQL会長 市川